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より良い健康を目指して…予防に力を入れていく

フッ素って本当にこわいの?

フッ素って本当にこわいの?

yoshioka 2024年03月13日 カテゴリー: ブログ

フッ素、この言葉は誰もが一度は聞いたことが あるのではないかと思います。歯磨き粉のCMで良く出てきますよね。
でもフッ素って何?と言われると、 よくわからない方もいらっしゃるのかも ということで、今回はフッ素についてお話します。 フッ素は無色の気体です。しかしそれを単体で使うことはほとんどなく、化合物として使用されています。
歯科医院で虫歯予防のためのフッ素歯面塗布処置 では、フッ化ナトリウムを使用することが多いです。 フッ素の効果は、
歯の表面が強化され、酸に溶けにくい歯する
初期虫歯を修復する(再石灰化)
虫歯菌の働きを弱くする
この3つです。
特に、生えたての永久歯は歯質が 弱く虫歯になりやすいため、 小児 期にフッ素を使用することで歯質 を強くすることができます。
そして大人になり年齢を重ねてい くうちに、歯ぐきが退縮し根面が 見えてきます。
根面はエナメル質 に比べて虫歯になりやすく、さら に高齢になってくると唾液の量も 低下し、 根面虫歯のリスクがぐん と上がります。
ですから、 フッ素は小児の処置と いうイメージがありますが、 高齢者にも有効なのです。
当医院では高齢者の方へのメンテナンス時に必要な方へのフッ素塗布をおこなっております。 それを定期的に続けていき、 厚生 労働省が取り組む8020運動 (80歳 になっても20本以上自分の歯を 保とうという運動)を達成できるよう、お手伝いさせていただきます。

また、最近のニュースで有害化学物質 PFAS (ピーファス)という有機フッ素化合物の問題が取り上げ られています。
PFASは発がん性に加え、ワクチンによる免疫効果を低下させる等の報告があり、 国民の不安が高まっているようです。
PFAS が有機フッ素化合物の略名であるため、歯科医院で塗布するフッ素や歯磨剤に含まれるフッ素も大丈夫? といった問い合わせがありました。
表に PFAS と歯科で使用する無機フッ素化合物との違いについて簡単にまとめました。 どちらと もFの化学記号がありますが、むし歯予防のために使用するフッ素は無機フッ素化合物であり、自然界には存在せず人工的に合成された有機フッ素化合物である PFASとは全く異なる物質です。
例えるなら、塩素(化学記号 C1) の入った有機塩素化合物であるクロロホルム (CHC1 ) 等のトリハ ロメタンは、肝臓障害、腎臓障害、 催奇形性、発ガン性を有しますが、
ナトリウムと結合した無機 塩素化合物である食塩 (NaCl) は、 日常 食卓で使用する人体に不可欠な物です。 とは言っても、 食塩も摂りすぎると高血圧症などの原因になります。 歯科で使用するフッ素も同様に適正な量を守って使用することが大切です。

 PFAS  歯科で使用するフッ化化合物
 一般名  有機フッ化化合物

パーフルオロアルキル化合物、ポリフルオロアルキル化合物及びこれらの塩類など

 無機フッ化化合物

フッ化ナトリウム、フッ化第一スズ

 用途  界面活性剤として広く利用

フライパンのコーティング、泡消火剤、金属メッキ処理剤や工業用シーリング材、研磨剤

 歯磨剤、歯科医院でのフッ化物塗布
 人体への影響  発がん性(乳がん、腎臓がん)

肝臓、甲状腺障害

ワクチンによる免疫効果の低下など

 適量接種:虫歯予防、骨折・骨粗鬆症の予防

過剰摂取:急性では悪心、嘔吐、慢性では骨フッ素症、歯のフッ素症

参照:公益社団法人 日本小児歯科学会 小児保健委員会

https://www.bing.com/ck/a?!&&p=ac4eb495ef8ac6d6JmltdHM9MTcwODkwNTYwMCZpZ3VpZD0wZjUwY2FlOS1iMWEzLTY5MWEtMzk1ZS1kOTdmYjVhMzY3ZjImaW5zaWQ9NTE5NA&ptn=3&ver=2&hsh=3&fclid=0f50cae9-b1a3-691a-395e-d97fb5a367f2&psq=%e5%b0%8f%e5%85%90%e6%ad%af%e7%a7%91%e5%ad%a6%e4%bc%9a+%e7%84%a1%e6%a9%9f%e3%83%95%e3%83%83%e7%b4%a0%e5%8c%96%e5%90%88%e7%89%a9&u=a1aHR0cHM6Ly93d3cuanNwZC5vci5qcC9yZWNvbW1lbmRhdGlvbi9wZGYvMjAyMzAz&ntb=1

 

明けましておめでとうございます

yoshioka 2024年01月4日 カテゴリー: ブログ

明けましておめでとうございます。

年始は5日(金)から診療を始めます。

本年もよろしくお願いいたします。

日中くいしばっていませんか?

yoshioka 2023年09月30日 カテゴリー: ブログ

 

 

『くいしばり』とは、無意識の間に上の歯と下の歯が当たっている状態です。

上下の歯1~2㎜離れているのが通常の状態で24時間の間で上下の歯が当たっている時間は、

食事も含めてたった20分と言われています。

20分以上当たっているとそれはもう『くいしばり』になります。

くいしばりが続くと歯に過剰な負担がかかって咬んだ時に痛みを感じたり、

ひどくなると歯の根が割れる原因にもなってしまいます。

日中のくいしばり対策は、まず自分で気づくことです。意識してくいしばってないか確認してみましょう。

もしくいしばっていれば顎の力を抜いて上下の歯を話してみてください。

 

次に『歯ぎしり』とは寝ている間にくしばったり、歯をギシギシとこすりあわせてしまうことです。

歯ぎしりをしてしまう原因ははまだ明確に明らかになっていませんがストレスも関係していると言われています。

歯ぎしりをすることで、歯がすり減ったり冷たい物でしみやすくなってしまいます。

ひどくなると歯が割れる原因にもなってしまいます。

ですが、寝ている間のことなので意識して歯ぎしりを止めるということはなかなかできません。

しかも睡眠中の歯ぎしりくいしばりは50~100㎏を超える強い力がかかると言われています。

そんな時に歯を守ってくれるのが『イトガード』と呼ばれるマウスピースです。

寝ている間に装着することで、歯への過剰な負担を減らして歯のすり減りからを防いでくれます。

 

 

 

歯ぎしりのセルフチェック

☑朝起きたとき奥歯が痛い

☑朝起きたとき顎が痛い、疲れている

☑慢性的な頭痛・肩こりがある

☑歯が欠けたり割れたりしたことがある

☑頬の内側に噛んだ跡がある

 

 

 

歯ぎしりにお悩みの方、マウスピース作ってみたい方はお気軽にスタッフへお声がけください。

 

 

PMTC聞いたことありますか?

yoshioka 2023年09月30日 カテゴリー: ブログ

歯のクリーニングであるPMTCについてお話したいと思います。

PMTCとは・・・

歯科医師や歯科衛生士といった専門家が(Professional)

専用の機械を使用して(echanical)

歯を(Tooth)

磨くこと(Cleaning)

ことです。

歯科よしおかで患者様に行わさせて頂いている処置です。

歯や歯茎を傷つけない専用の機器を使いご家庭のご自身の歯磨きでは落としきれない汚れを除去すると同時に、表面をツルツルに磨くことで歯垢がつきにくくなり、虫歯や歯周病の予防になるというメリットもあります。

PMTCで歯をクリーニングすると、虫歯や歯周病の原因となるバイオフィルムの除去が可能性です。

バイオフィルムはヌルヌルと粘着性が高いので、歯磨きや洗口剤だけでは落としづらく、専門的な処置が必要なのです。

 

PMTCの効果

・バイオフィルムを取り除くことにより、虫歯や歯周病のリスクを減少させることができます。

・歯の表面を綺麗にするので、より白くなり美しさを向上させます。

フッ素入りジェルをPMTCで用いることで再石灰化を促進し、歯を強化します。

・歯の表面が滑沢になることにより汚れがつきづらくなります。

爽快感

・柔らかいブラシやゴムなどを使うので痛みはありません。

是非一度当院でご体験ください。

歯がしみる原因は?

yoshioka 2023年06月27日 カテゴリー: ブログ

歯がしみると虫歯かな?と思いがちですが、知覚過敏のケースも多いです。

今回は誰もが起こり得る知覚過敏についてお話ししたいと思います。

【主な症状】
歯ブラシの毛先が触れた時、冷たいものや甘いものを摂取した時、風が当たった時に感じる痛みやしみる症状を指します。
痛みとしては「キーン」と鋭いものですが基本的には一過性です。

【主な原因】


上の図のように本来歯の表面はエナメル質という固い組織で守られていますが、様々な原因でエナメル質の内側にある象牙質が露出すると、刺激が象牙質にある無数の象牙細管を通って歯髄(神経)に伝わり、しみるような痛みを感じます。
なぜ?象牙質が露出するのか?

歯茎の退縮によるもの
歯が折れてる、欠けている、すり減っている
歯が溶けている
虫歯治療、ホワイトニング、歯石除去

など様々な理由が考えられます。

【予防と対策】

診断によって
歯ぎしり対策
マウスピースの作成

象牙質を保護する
知覚過敏予防の薬の塗布
白い詰め物で補う

知覚過敏用の歯磨剤を使用
当院では歯科専用の知覚過敏歯磨剤をご用意しています

場合によっては神経を取り除く

⑤適正なブラッシング圧、動かし方で歯磨きする

⑥酸が多い飲食物を控える

などの対策をしていきます。
⑤の適正なブラッシング圧ですが、プラークは力を入れなくても十分に落とせます。
又、歯ブラシ選びも、ブラッシングテクニックや歯茎の厚みによっても変わってくるので、一度当院でブラッシング指導を受けていただくのもおすすめです。

知覚過敏かなぁと悩まれている方、日常生活を快適に、美味しくご飲食出来るよう、気になる場合は当院でお気軽にご相談くださいね。

妊娠がわかったら歯科受診が大切です

yoshioka 2023年05月31日 カテゴリー: ブログ

妊娠出産を終えて、子育て中の歯科衛生士から妊娠期の歯科受診の必要性についてお話したいと思います

 

なぜ大切なのか

●妊娠中はつわり、食の好みの変化など食生活に変化に加え、女性ホルモンの影響によって虫歯や歯周病のリスクが高くなります

 

●妊婦の歯周病が早産や低体重児出産と関連する、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群などの合併症にも関連することが報告されています

 

●生まれてくる赤ちゃんには虫歯菌がいないので、お口の健康を保つことが細菌の母子伝播予防になります

 

妊娠中の歯科治療は、麻酔やレントゲンやお薬など赤ちゃんに影響しないか不安があるかもしれないですが、事前に説明がありますので安心して受診してください

誰しも、妊娠をきっかけに赤ちゃんのためにできることをしたいと思うものです

歯科受診することが生まれてくる赤ちゃんのお口や、全身の健康を育むことにつながります

出産してからはこども優先になって、自分のことになかなか時間がとれないことが多いと思います

妊娠期の体調がよいときに歯科受診して将来の赤ちゃんの歯を守りましょう

そして出産後、落ち着いたら赤ちゃんと一緒に来院して、定期検診を受け赤ちゃんにも歯科に慣れてもらいましょう

当院はベビーカーで赤ちゃんと一緒の来院も大歓迎です

 

 

歯の白濁と虫歯予防気になりませんか?

yoshioka 2023年05月12日 カテゴリー: ブログ

 

お久しぶりの更新になります。

 

今回は予防製品のMIペーストを紹介致します 。

MIペーストは虫歯予防におすすめです。

歯のミネラルパックという口腔予防アイテムで牛乳由来の成分である

リカルデントが含まれており歯に嬉しい効果がたくさんあります✨

私たちの歯にはカルシウムやリンといったミネラルで構成されています。

唾液にもカルシウムやリンが含まれており再石灰化(歯を修復する生体の作用)を

サポートしていますがMIペーストは唾液よりもはるかに高い濃度のカルシウムやリンが

含まれています。

口腔内は酸性の時間が長いほど虫歯リスクが高まるのですが

MIペーストは酸性状態に傾いた口腔内を中性に戻す中和作用と

酸性になりにくい状態を維持する緩衝作用を持っています。

虫歯を予防する為にはこのバランスを保つ事が非常に大切です。

 

🌿MIペーストはこんな方におすすめ🌿

 

●矯正治療中の方

MIペーストはプラークを出来にくくし虫歯菌の活動を抑えます。

 

●ホワイトスポット(歯に白濁がある方)

虫歯は虫歯菌が出す分泌物により歯が溶ける脱灰が始まります。

歯が脱灰により表面が溶けだすと光沢を失い白く濁りはじめます。

これが初期の虫歯によるホワイトスポットです。

この白濁のある歯にMIペーストを塗り続ける事で自然治療する効果もあります。

 

●知覚過敏の方

カルシウムとリンのミネラルによって歯質を強化し知覚過敏を緩和させる効果があります。

 

【使用方法】

①MIペーストを歯面全体に塗る。

歯磨きした後に歯ブラシや綿棒で塗布してください。

②3分間そのまま。

塗布後、3分間は唾液も吐き出さずそのままにしておきます。

③30分はなるべく飲食しない

3分を過ぎたら過剰分は吐き出し30分は飲食しないでください。

④仕上げに少量の水でうがい

30分後に少量の水でうがいをして終わりです。

毎日の歯磨きの仕上げとして最も虫歯リスクが高い就寝前に使用すると効果的です。

 

お子様から大人まで幅広くお使い頂けます。

※牛乳由来の成分が入っている為、牛乳アレルギーのある方はお使いいただけません。

 

基本のフレーバーは5種類。

ストロベリー、ヨーグルト、バニラ、メロン、ミントの5種類です。

期間限定でチョコレート味、ミルクティー味、ミルキー味など新しいフレーバーが

加わったりもしますので是非、いろいろなお味を試してみてください。

当院ではチョコレート味も今ならお在庫ございますので

気になられる方はスタッフにお声かけくださいませ。

お盆休みのお知らせ

yoshioka 2022年08月11日 カテゴリー: ブログ

8月12日〜15日はお盆休みとなっております。

16日からは通常の診療をいたしますので、よろしくお願いいたします。

残暑も厳しく、コロナも蔓延しておりますので、体調に気をつけて、いいお盆をお過ごしください。

コロナワクチン接種にともなう休業のお知らせ

yoshioka 2022年01月28日 カテゴリー: ブログ

1月29日(土)はコロナワクチン接種日となりました。

スタッフとともにワクチン接種に行きますので、14時以降を休診とします。

週明け月曜日からは通常通り診察させて頂きます。

よろしくお願い致します。

ワクチン接種にともなう休診のお知らせ

yoshioka 2021年05月29日 カテゴリー: ブログ

医療従事者への新型コロナワクチン接種が行われます。

そのため、5月29日(土)と6月19日(土)の午後の診療を休診とさせて頂きます。

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